学歴詐称疑惑の市長不在で百条委 卒業証書不提出は「正当ではない」

　静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を追及する百条委員会が、本人不在の中で開かれました。

　田久保伊東市長は、百条委員会に求められた卒業証書の提出を刑事告発などを理由に拒否していて、25日の百条委への出頭も「回答が事実上不可能で不適切な請求」と拒んでいます。

　市長不在のなか3回目の百条委が開かれ、卒業証書を提出しないことに正当な理由がないとする市の顧問弁護士からの見解が述べられました。

　百条委は出頭拒否の理由も正当か協議し、刑事告発を検討しています。