参院選惨敗で退陣論も…石破総理の進退は？

　号外が出るなど退陣報道があった石破総理大臣ですが、総理大臣経験者らと会談後、退陣論を強く否定しました。続投か、退陣か。どちらなのでしょうか。

石破総理大臣 「先ほど麻生元総裁、菅元総裁、岸田元総裁のお三方にお越しをいただき」

　石破総理と3人の総理経験者で行われた23日午後の会談。退陣報道もあり、石破総理の進退が注目されていましたが…。

石破総理大臣 「私の出処進退につきましては一切、話は出ておりません。一部にそのような報道がございますが、私はそのような発言をしたことは一度もありません」

　参院選でも自公過半数割れとなる大敗のなか、続投を表明していた石破総理。党内からは退陣を求める声が上がっていました。

自民党　森山幹事長 「（Q.党内からは総理の退陣を求める声が議員からも地方組織からも上がっています？）色んな意見があることは（出席した）皆さん耳にしているんだろうと思います」

　森山幹事長によりますと、会談では参院選の総括やトランプ関税について話し合われたといいます。

赤沢経済再生担当大臣 「本日、両国の国益に資する同意ができた」

　交渉担当の赤沢大臣は22日に、8回目となった訪米中にトランプ大統領と直接会談し、25％と通達されていた関税を15％に引き下げることで合意。

石破総理大臣 「15％にとどめることができました。これは対米貿易黒字を抱える国の中で、これまでで最も低い数字となるものであります」

　そして「＃ 石破やめるな」が一時トレンド入り。

X（旧ツイッター）への投稿 「やめる必要はない」 「トランプがいる限り石破総理でいい」 「ほかの人たちが総理になったらもっとひどくなる」