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2025/7/19(土) 23:30

10党党首 選挙戦最終日に何を訴えた?参院選20日投開票

  • #政治

20日に投開票を迎える参議院選挙。事実上、政権選択の戦いとされる中、ぎりぎりまで議席の上積みを目指す党首らは、最後に何を訴えたのでしょうか。(7月19日OA「サタデーステーション」)

■自民党 石破総裁

全国を飛び回る自民党の石破総裁。最後のお願いは、責任ある政治を訴えました。

自民党 石破茂総裁(東京・蒲田駅前 午後8時前) 「消費税を半分にするとか廃止するとか、言うのは簡単ですよ。医療、年金、介護、子育てを支えてきたのは消費税です。それを簡単に廃止するとか半分にするとか、いい加減なことは言ってほしくない。将来に責任を持たないような、そのような政策は、政策とは言わないのであります」

最終日も、給付金のメリットを訴えました。

自民党 石破茂総裁(徳島市 午後4時ごろ) 「なかなか苦しいね、そういう方々に早く支援をお届けする、それが給付金であります。消費税の減税といったら、これは1年間かかるんです。間に合いません。心から、お願いしてごあいさつ終わります」

■公明党 斉藤代表

自民党と連立を組む公明党。斉藤代表の下で、初の国政選挙です。

公明党 斉藤鉄夫代表(千葉・船橋市 午後5時半ごろ) 「どうかどうか皆様のお力で。9回ツーアウト一塁にランナーがいる。皆様方がバッターボックスに立っている。打ってください。最後の最後まで。あしたの投票日の箱が閉まるまで。皆さん打ってください逆転させてください」。

選挙戦終盤になり、強く訴え始めたのは、外国人政策についてです。

公明党 斉藤鉄夫代表(埼玉・上尾市 午前11時ごろ) 「私たちは敵を作って、分断して、その対立をエネルギーにするような政治手法、今アメリカでもヨーロッパでも他の外国では起きていますが、そういう日本にしてはならない。支え合いそして秩序ある共生社会を作っていく」

■立憲民主党 野田代表

立憲民主党の野田代表は、米どころからスタート。

立憲民主党 野田佳彦代表(新潟市 午前10時ごろ) 「米の値段が低く抑えられすぎていたんじゃないですか、皆さん。だから、一生懸命作っても作っても、生業として続けていくことに不安を持って、離農をせざるを得なくなってきた人たちが、いっぱいいたんじゃないですか。そこに光を当てていくのが、農政の改革だと思っています」

最後は、東日本大震災の被災地・福島に入りました。

立憲民主党 野田佳彦代表(福島市 午後8時前) 「この期間中に自民党の参議院の予算委員長がとんでもない発言をしましたよね。『運良く能登で地震があった』。運よく地震があった。冗談じゃないでしょ。被災地に寄り添う気持ちのない自民党に対抗して、私たちは被災地に寄り添い続ける。責任を果たす」

■日本維新の会 吉村代表

日本維新の会の吉村代表は、衆院選全選挙区で勝利した大阪で、最後の訴えです。

日本維新の会 吉村洋文代表(大阪市 午後8時前) 「社会保険料を下げようと本気で皆さんに訴えているんです。諦めずに諦めずにやれば、絶対に道は開けるんです。僕たちは大阪でそれを実践してやってきました。次は日本を変えていきましょう」

社会保険料から暮らしを変える、そのためには「身を切る改革」が必要だと訴えます。

日本維新の会 吉村洋文代表(東京・新宿駅前 午前10時ごろ) 「改革で財源を生み出して、未来に投資し、(大阪は)いろんな事をやれるようにもなったんです。これが必要なんです。国会議員が報酬2割削減、僕の報酬も3割削減、報酬だけじゃなくて退職金4000万あった。3期目だから1億2000万の退職金ゼロです。制度をただしていく、これが政治家の役割なんです」

■共産党 田村委員長

共産党の田村委員長は、現職の候補者がたつ選挙区を回りました。

共産党 田村智子委員長(埼玉・越谷市 午前10時過ぎ) 「消費税の減税をやり抜く、その力を持つ議席、増やしていきたいと思います」

実現のためには、参議院でも自公を少数に追い込んでいく必要があると訴えます。

共産党 田村智子委員長(東京・新宿駅前 午後8時前) 「大企業には今よりも税金を負担する力ありますよね、石破さん。迫ってとうとうこれも認めさせました。もはや消費税減税が出来ない理由は木っ端微塵に打ち砕いた。自民党と正面から対決し、その政治を変える確かな対案を持ち、市民と野党の共同で政治を変える。この日本共産党をどうか伸ばしてください」

■国民民主党 玉木代表

去年の衆院選、そして都議選でも大きく躍進した国民民主党。

国民民主党 玉木雄一郎代表(福岡市 午前10時ごろ) 「ずっと去年から言い続けてきた。皆さんの手取りを増やしたい、現役世代の皆さんの手取りを増やしたい。これを実現するためには、予算を伴う法案を我々単独で国会に提出して、それを実現する力を持たないと、実現できないんですね。だから今回、具体的に、なんとか16議席とりたい」

「手取りを増やす夏」を合言葉に、大幅な議席数の増加を狙います。最後の訴えは、サラリーマンの聖地、新橋…。

国民民主党 玉木雄一郎代表(東京・新橋駅前 午後8時前) 「私たちが行きたい未来は右にあるわけでもない。左にあるわけでもありません。力を合わせて、知恵を合わせて、皆で力合わせて一緒に上にいこう。そういう社会を、皆さんと一緒に作り上げていきたい」

■れいわ新選組 山本代表

れいわ新選組の山本代表の最終日は、候補者を立てていない宮崎から始まりました。

れいわ新選組 山本太郎代表(宮崎市 午前11時過ぎ) 「今この国が30年の不況、そして物価高、コロナからも立ち直っていないという状況で、大胆にやるならば消費税の廃止以外ない。自民党は何と2万円を配ると言いました。それで足りると思いますか」

宮崎選出の前農水大臣の失言に揺れる保守王国で、比例票の掘り起こしを狙います。最後は、東京・秋葉原。

れいわ新選組 山本太郎代表(東京・秋葉原駅前 午後8時前) 「消費税なんて、とっととやめてしまいましょうよ。消費税をやめれば、あなたが使えるお金が年間で30万円増える。1番のうるさ型、れいわ新選組を大きくしてください」

■参政党 神谷代表

結党から5年の参政党は、45全ての選挙区に候補者を立てました。

参政党 神谷宗幣代表(神奈川・新横浜駅前) 「参政党の目標議席は、20議席です。20議席取ると、私の1議席があるから21議席。これで予算付きの法案が提案できるんです」

躍進が予想されるなか、最後の訴えの会場には抗議する人も集まり騒然としました。

参政党 神谷宗幣代表(東京・芝公園 午後8時前) 「参政党をいっぱいたたいてくれたアンチの皆さんもありがとう。まず国民の暮らしを安定させたい。だから一番目に経済政策もってきましたね。減税と積極財政。そして外国人問題ですよ。国がどんどん国力失っていますよね。それをどんどん外国資本とか外国人の労働力で補うとダメだと我々は言っているんです」

■社民党 福島党首

かつての最大野党の流れをくむ社民党は、生き残りをかけた戦いとなっています。

社民党 福島みずほ党首(東京・新宿駅前 午後6時ごろ) 「(得票率)2%を取れないと、社民党は政党要件を失います。何としても社民党を残してください。防衛予算のうなぎのぼりではなくて、みんなの医療・介護・教育・福祉・農業予算などが圧迫されないように一緒に変えていこうではありませんか」

■日本保守党 百田代表

日本保守党は、参院で初の議席獲得を狙います。

日本保守党 百田尚樹代表(東京駅前 午後7時ごろ) 「世界の国がどんどん豊かになって日本だけが貧しい状態。これはね、軍事侵略だけじゃなくて経済侵略を受けるんです。政府が守るのは、日本国と、日本の国民の暮らしですよ。日本保守党は、この腐った政治、この腐った国会に楔を打ち込みます」

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