日経平均株価一時4万円回復も　参院選控え“様子見”

　ニューヨーク市場での株高を受けて、一時節目の4万円台を回復した18日の日経平均株価。しかし、その後は利益を確定する売りが広がり、終値は前の日よりも82円安い、3万9819円でした。

根津アジアキャピタルリミテッド　河北博光氏 「週末に参議院選挙を控えていることがあり、慎重姿勢が強かったことが背景。先行きが見えないので、少しポジションを落としておこうという動き」

　20日、投開票が行われる参議院議員選挙。株価への影響は？

河北氏 「ここにきての各種調査で、与党の過半数割れがリスクとして大きく意識されてきた。与党の過半数割れすると、政府のリーダーシップが低下することで、関税交渉への影響も懸念される。（参院選で）大きく今後の政権への不透明感が増す結果になれば、ネガティブな反応も予想される可能性がある」

（「グッド！モーニング」2025年7月19日放送分より）