徳島道で衝突炎上 2人死亡事故 直前に「タイヤがパンク」 トラック所有会社を捜索開期

　徳島県阿波市の徳島自動車道で14日、バスとトラックが正面衝突して2人が死亡した事故で、警察はトラックを所有する愛媛県内の会社を過失運転致死傷の疑いで捜索しました。

　捜索を受けたのは高速バスと衝突したトラックを所有する愛媛県四国中央市の会社です。

　高速バスとトラックの衝突事故は午後0時25分ごろ、阿波市の徳島自動車道で発生し、バスの乗客とトラック運転手の2人が死亡、12人が重軽傷を負いました。

　事故直後に警察が撮影した画像では、トラックの車体が対向車線側に大きくはみ出していて、バス会社によりますと、バスの運転手は「トラックのタイヤがパンクしてセンターラインを越え、避けようとしたが衝突した」と話しているということです。

　警察は事故の原因を調べるため、捜索を通じてトラックの整備状況などを詳しく捜査するとみられます。