関税悪材料でも下げ渋り　14日の東証終値110円安

　値を下げて始まった14日の日経平均株価。下げ幅は一時300円に迫りました。しかし、上昇に転じた場面もあり、終値は前日よりも110円安い3万9459円でした。

マネックス証券　広木隆氏 「実はそんな下がってない。値上がり銘柄数が900を超えているから、半分以上が実は上がっていると、業種別に見ても19業種が上昇しているので、朝方こそEUやメキシコに対する関税の悪いニュースで売られたが、その後はもう持ち直しているということ」

　14日、取引時間中にトランプ大統領が「日本が交渉の方針を急速に変えている」と発言。市場では、日米間の関税交渉が進展しているとの見方が広がり、一時株価が上昇に転じたとみられます。

（「グッド！モーニング」2025年7月15日放送分より）