台風5号関東最接近へ　熱帯低気圧とのダブルパンチで“警報級”大雨の可能性

14日、関東に最接近する台風5号は速度をあげて北上を続けています。そして、九州の西には熱帯低気圧があり、その影響で、九州では激しい雷雨となっていて、14日以降も、列島各地で警報級の大雨の可能性が高まっています。

■台風5号　あす14日関東接近へ　暴風警戒

午後3時半ごろ、熊本市では前が見えなくなるほどの大雨が…排水溝から水が溢れ出しています。 熱帯低気圧の湿った空気の影響で、13日、九州の一部で激しい雷雨となりました。 西日本ではあさって15日にかけて警報級の大雨になる恐れがあります。 さらに、13日未明、小笠原諸島の近海で発生した台風5号が14日、関東に接近する見込みです。

小笠原諸島では、夜明けから雨と風が強まりました。 「漁船なども、いつもよりも多くロープを張って台風養生をして備えているような状態です」 「現在時刻はお昼の12時、小笠原村・父島の様子です。時折強い風が木々を揺らしているという状況です」 台風5号は現在、小笠原諸島を強風域に巻き込みながら北上中で、関東にはあす14日の日中に最も近づく見込みです。その後、北日本の太平洋側に上陸する恐れもあります。 関東と東北では、激しい雨に加えて、瞬間的に35メートルの暴風が予想されていて警戒が必要です。

7月13日『有働Times』より