葬儀場で遺体取り違え火葬　名字のみでの確認が原因か　名古屋市

　名古屋市の葬儀場で遺体の取り違いがあり、その後、誤って火葬されていたことが分かりました。

　名古屋市にある葬儀場の「ティア瑞穂」で、今年1月にあった葬儀に別人の遺体が運び込まれ、その後、火葬されました。

　運営会社の「ティア」によりますと、火葬後に遺族が取り違いに気付き、発覚しました。

　2人の遺体は提携企業が運営する施設に安置されていて、遺体を運び込む際に取り違いがあったとみられています。

　2人は同じ名字で、本来、フルネームでするべき確認を名字のみで済ませていたことが原因とみられています。

　ティアは遺族に謝罪し、名古屋市と警察に経緯を報告したということです。

　ティアは「深くおわび申し上げるとともに再発防止に努める」としています。