新宿・マンション死体遺棄事件　下半身がバケツに 逮捕の男「断れなかった」

　東京・新宿区のマンションで起きた死体遺棄事件で、被害者の男性の下半身はバケツに入れられた状態だったことが分かりました。

　北誠一容疑者（30）と知人の梨本俊弘容疑者（31）は先月27日ごろ、新宿区のマンションの部屋の浴室に成瀬壮一郎さん（35）の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

　成瀬さんの遺体の頭部にはビニール袋が被せられていましたが、その後の捜査関係者への取材で、下半身はバケツに入れられた状態だったことが分かりました。

　遺体を運び出そうとした可能性があります。

梨本容疑者と職場が同じだった人 「（最後の勤務は）26日の夜から27日の朝です。おっとりしていて本当に優しい人で、仕事もまじめにこなす感じだった」

　梨本容疑者は「北容疑者から頼まれて断れなかった」と容疑を認め、北容疑者は否認しています。

　警視庁は、2人が成瀬さんが死亡した経緯も知っているとみて調べています。