“ルフィ”などと名乗るグループによる一連の強盗事件を巡る幹部の裁判で、別のグループ幹部の男が出廷し、「被告はナンバー2だった」と証言しました。
「ルフィグループ」の幹部・小島智信被告(47)は、2022年に東京・稲城市で起きた強盗致傷事件などを手助けした罪や詐欺の罪などに問われています。
小島被告側は起訴内容を認める一方で、事件で重要な役割を果たしていないと主張しています。
今月9日の裁判では、グループの幹部である藤田聖也被告(41)の証人尋問が行われました。
藤田被告は小島被告について「金庫番のような存在で、組織のナンバー2のような感じだった」と証言しました。
また、拠点が摘発される前の小島被告の生活については「毎晩、飲みに行っていて、上流階級だと思った」と話しました。