富士山でアメリカ人男性を救助　開山前の静岡県側からサンダルで登山　テント内で裸

　4日に救助されたのは、67歳のアメリカ人男性です。

　男性は、先月26日に静岡県側の富士宮口から1人で富士山に入山しましたが、新7合目付近で体調不良となり、テント内から日本語で「助けて」と救助を求めました。

　低体温症とみられますが、テント内が暑かったのか、男性は裸の状態だったといいます。防寒着はありましたが、登山靴はなく、サンダルで登山していました。

　静岡県側の富士山の山開きは10日で、現在、閉山期間中で、6合目より上はゲートがありますが、男性は新7合目まで登っていました。

救助されたアメリカ人男性 「ゲートがありましたが、疲れて気が付きませんでした。富士山に登るのは3回目です」

　警察は「開山前の登山は控えるとともに、開山後も天気や体調の悪い時には登山を控えてほしい」と呼びかけています。

（「グッド！モーニング」2025年7月5日放送分より）