特殊詐欺による若い世代の被害が増加しているのを受け、警視庁と専門学校の生徒らが被害防止を訴える動画を制作しました。
東京・大田区のJR蒲田駅前の大型ビジョンで警視庁と日本工学院専門学校の生徒らが共同で制作した特殊詐欺の被害防止を訴える動画が放映されました。
蒲田署管内では今年の特殊詐欺の被害が38件、被害総額2億5000万円ほど確認されていて、去年の同じ時期と比べて1億4000万円ほど増えています。
そのうち20代の被害が3件で約4300万円あり、そのすべてが警察官をかたった特殊詐欺だということです。
警視庁は「電話で警察と言われてもあわてずに電話を切り、最寄りの警察署に相談してほしい」と呼び掛けています。