今年1月から6月のM&A(企業の合併や買収)は大型の案件が相次いだことで取引総額は20兆7000億円を超え、7年ぶりに過去最高を更新しました。
M&A調査会社のレコフデータによりますと、1月から6月までに日本企業が関わったM&Aの件数は過去最多の2509件でした。
金額は20兆7173億円で、同じ期間でこれまで最高だった2018年の約19兆6800億円を7年ぶりに上回りました。
最も金額が高かったのはトヨタグループによる豊田自動織機の買収で4兆6840億円でした。
次いでソフトバンクグループによるアメリカの「オープンAI」への出資が4兆4856億円でした。
レコフデータによりますと、案件の大型化のほか、事業承継の増加などが背景にあるということです。