広島・府中町の強盗殺人事件　16歳少年が周囲に関与漏らす

　広島県府中町で10代の男女3人が逮捕された強盗殺人事件で、16歳の少年が事件に関与したと周囲に漏らしていたことが分かりました。

　愛媛県の女（18）と安芸郡の少年（16）、男（18）の3人は4月、府中町の水分峡森林公園で東京・練馬区の会社員・里見誠さん（52）の頭などを殴って殺害したうえ、スマートフォンや現金およそ5万円などを奪った疑いが持たれています。

　関係者によりますと、少年は事件後、周囲に自分が事件に関与したと漏らしていたということです。

　捜査関係者によりますと、少年と男のどちらかと女が親しい関係だったとみられています。

　女は里見さんと数年前から知り合いで、警察は里見さんと3人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べています。