鹿児島・宮崎県境の新燃岳が噴火　噴煙は500mの高さ　噴火警戒レベル「2」は継続

　気象庁によりますと、宮崎県と鹿児島県の境にある霧島山の新燃岳が、22日午後4時37分に噴火をしました。

　およそ500メートルの高さに噴煙が上がりましたが、天気が悪く、それ以上は確認できてないということです。

　これに伴う火山灰の量は「少量以上」としています。

　現在、新燃岳については火山噴火警戒レベルは「2」になっていて、おおむね火口から2キロの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう警戒が呼び掛けられていますが、気象庁は現時点ではレベルの引き上げは検討していないとしています。