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2025/6/17(火) 18:30

“ペットボトル症候群”って? 猛暑も“水分補給”にNG行為

  • #社会

 この急激な暑さで飲み物にも注意が必要です。意識障害を引き起こすこともある“ペットボトル症候群”をご存知でしょうか。

50代の人 「(Q.水分補給、何を飲む?)基本的にはスポーツドリンクとか、そういったもの」

30代の人 「私、水を飲む量、多いので一日2リットルは飲みますね」

 熱中症対策として大切な水分補給ですが、間違った水分補給をしていないでしょうか。注意が必要なのがペットボトル症候群です。

 甘い炭酸飲料やスポーツドリンクなど、糖分を多く含む清涼飲料水を一気に大量に飲むことで発症する急性の糖尿病です。

 主な症状は「異常に喉が渇く」「頻繁にトイレに行く」「だるい」「疲れやすい」「イライラする」「頭痛や吐き気がする」など。重症化すると意識がもうろうとしたり、脱水症状に陥ったり、命に関わるケースも。

 スポーツドリンクを2時間で1リットル飲むのはいいのでしょうか。

林外科・内科クリニック 林裕章理事長 「2時間で1リットルは多いのは多い。それ以上、飲まなければいいが、余計に喉が渇いて、さらに飲んでしまうサイクルに入ると危ない」

 続いて、スポーツドリンクを一日で2リットル飲むのはいいのでしょうか。

林外科・内科クリニック 林裕章理事長 「スポーツドリンク的なものを2リットル飲むというのは、飲みすぎですね。500cc(ミリリットル)か1リットル以内、一日で」

 ペットボトル症候群は、がぶ飲みする傾向がある10代後半から30代前半の男性の発症率が高いということです。

30代の人 「それを聞くと、飲むのは控えようかなと思いますよね。ただでも、喉が渇いた時に一気にガブガブと飲んじゃうから」

林外科・内科クリニック 林裕章理事長 「スポーツドリンクとか清涼飲料水のような糖分の多いものを暑い時にたくさん飲まないことが一番。短期間にたくさん飲むのはやめた方がいいですね」

 全国清涼飲料連合会によりますと、ペットボトル症候群を防ぐには糖分の入っていない水やお茶、炭酸水などが良いということです。

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