東北新幹線“見合わせ”5時間超 乗客一時“閉じ込め”

　東北新幹線が5時間以上にわたって運転を見合わせています。一体、何が。

■5時間超　乗客一時“閉じ込め”

　17日午前11時24分ごろ、東北新幹線が宇都宮駅と那須塩原駅の間で止まりました。

　新幹線の車内では…。

車内アナウンス 「現在のところ運転再開見込み時刻は立っておりません」

　走行できなくなったのは回送列車で、停車後に車両点検が行われています。

利用客 「車両点検？それは時間がかかるんですか」 「（Q.再開のめどが立っていないらしいが？）えー嘘ーほんとに！？」

　仙台駅でも…。

利用客 「帰るめどが立っていればホテルを考えなくてもいいが、それも発表されていないので、ちょっとホテルも検討している」

　午後3時半すぎ、駅と駅の間に止まっていた新幹線の乗客を別の列車を横付けし、移動させて近くの駅へ。

車中で足止めされていた客 「びっくりした、ここまで待ったことなかったので。新幹線いつも乗っていて、遅れることはよくあったが自分が乗ったのは初めてでびっくりした」

　JR東日本によりますと、東北新幹線の運転再開の見込みは、午後5時ごろの予定です。

　なぜ回送列車が動かなくなったのか、原因は分かっていません。