トランプ氏「ロシアのG8排除は誤りだった」サミット前に持論展開

　トランプ大統領はG7サミット（主要7カ国首脳会議）の開幕に先立ち、ロシアをG8の枠組みから排除したのは「誤り」だったと述べました。

　トランプ大統領は16日、G7サミットの議長国、カナダのカーニー首相との会談で、「G7は以前はG8だった。オバマ（元大統領）とトルドー（前カナダ首相）がロシアを排除したのだ。それは誤りだったと言いたい」と述べました。

　ロシアは2014年にクリミア半島を一方的に併合したことを受け、G8から排除されました。

　トランプ大統領は現時点でロシアが復帰してG8になることはないとしながらも、G8が続いていればウクライナでの戦争は起きていなかったと持論を述べました。

　トランプ大統領はG7サミットの期間中、ゼレンスキー大統領との首脳会談を予定しています。