梅雨前線の影響…東北も梅雨入り　西から雨の範囲広がる

　14日は梅雨前線の影響で雨の範囲が西日本から東北まで広がりました。15日にかけて大雨となる恐れがあり、九州では土砂災害に警戒が必要です。

■梅雨前線の影響…東北も梅雨入り

　大量に流れ出る雨水。海へ流れ込みます。列島は梅雨前線の影響で広く雨となりました。

　14日、梅雨入りが発表された東北。

　岩手県では色とりどりの衣装をまとった農耕用の馬が練り歩く「チャグチャグ馬コ」が行われました。鈴の音がチャグチャグ鳴ることから名付けられた祭り。馬をねぎらい、無病息災を願います。

　愛知県蒲郡市のテーマパークではプール開きですが、気温は21℃。にぎわうのはもう少し先になりそうです。

　その来たるべき夏に向け、ヒツジは毛刈りです。静岡県では子どもたちが毛刈りを体験しました。

参加者 「フワフワだけど、ちょっとベトベトしてた」

　晴れ間が広がったのは梅雨のない北海道。札幌市は27℃を超え、北の大地に夏の訪れを告げる「札幌まつり」がにぎわいます。

　今週初めに梅雨入りした関東も傘の出番です。渋谷スクランブル交差点も傘で埋め尽くされています。

　栃木県真岡市では紫と白のハナショウブが見頃を迎えています。

来園者 「アジサイとか旬だから。いい感じ」 「朝晩が結構冷えるので、このくらいで梅雨を乗り切れば、体にはいいんじゃないか」

　15日も広い範囲で大雨の予想です。九州ではこの1カ月の雨量が平年の2倍から3倍となっているところもあり、土砂災害に警戒が必要です。