ウクライナ国防省は、北朝鮮がロシアのドローン技術を利用して戦力を大幅に拡大していると指摘しました。ゼレンスキー大統領は「東京を脅かす前にいま対処しよう」と訴えています。
ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は9日に公開された軍事メディアのインタビューの中で、ロシアが北朝鮮に対し戦闘用ドローンの生産に関する技術を提供していると述べました。
また、ロシアが北朝鮮でのドローンの生産を支援することで両国が合意したとしています。
そのうえでウクライナ国防省は「北朝鮮がロシアの技術を利用し、特に攻撃用ドローンの大量生産で戦力を大幅に拡大している」と指摘しました。
ゼレンスキー大統領も10日、SNSで「ロシアとイランのドローン技術が北朝鮮に広がった証拠を追跡している」と述べ、「ソウルや東京を脅かし始めてからではなく、いま対処する必要がある」と訴えました。