備蓄米は「家畜の餌」国民・玉木氏発言を幹事長が擁護「本質でない言葉が切り取られ」

　政府の備蓄米を巡り、国民民主党の玉木代表が「1年経ったら家畜の餌（えさ）に出すようなもの」と発言したことについて、榛葉幹事長は「本質ではない言葉が切り取られてしまった」と擁護しました。

国民民主党　榛葉幹事長 「この言葉だけを切り取って問題視したことによって、玉木が本当に訴えたかったコメ生産や流通の安定性、主食ですから、これをどう確保するんだっていう本質論とか、どっかいっちゃいましたね」

　榛葉幹事長は「言葉の選択は気を付けるべき」としたうえで、「総理も餌米という言葉を頻繁に使っている」と指摘しました。

　一方、立憲民主党の野田代表は「行き過ぎた発言だ」と苦言を呈しました。

立憲民主党　野田代表 「これから主食として食べようという人たち、いらっしゃる時に、適切な表現ではないと思いますよね。最近（年金改革法案を）毒入りのあんことか、（備蓄米を）餌とか、食べ物に関する発言としてはちょっと行き過ぎているんではないか」