5月、長崎県内で交通死亡事故が多発していることを受け、県警が緊急対策を実施します。
今年、県内でのけが人を伴う車同士の交通事故は5月25日時点で749件、去年の同じ時期より35件少ないものの死者は5人で去年の同じ時期より2人増えています。5月は車同士の正面衝突事故が2件起き2人が亡くなりました。
今年、正面衝突事故によるけが人のうちの60%はシートベルトを着用していませんでした。シートベルトの着用は車内の全席で義務化されていますが、県警によりますと県内の後部座席のシートベルト着用率は一般道、高速道ともに全国平均を下回っています。
県警は「シートベルトは事故が起きた時のけがの軽減に効果的」だとして、街頭活動の強化などに取り組むとしています。