開園から51年となる長崎の観光名所「グラバー園」の入園者が9000万人を突破しました。
9000万人目の入園者は、千葉から家族4人で初めてグラバー園を訪れた吉村さん一家です。
弟・秀之さん(50):
「こういうの全然当たったことがなくて、最初話しかけられた時、ドッキリかと思ったが9000万人ということで光栄です」
兄・尚仁さん(51):
「(Q.来てみていかが)素晴らしいですね。眺めもすごく良いし坂に家が並んで建っているところが、非常に他の町と違って趣があっていいと思いました」
日本の近代化に貢献したトーマス・グラバーらイギリス商人の邸宅が建ち並ぶグラバー園は、1958年、長崎市が有料の観光施設としてオープンさせました。園内にある旧グラバー住宅は「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして2015年に世界文化遺産に登録されていて、今年で10周年を迎えます。
この10年、コロナ禍前は年間100万人近くが訪れていましたが、コロナ禍は約24万人まで減少。収束後は約60万人から80万人と徐々に回復傾向にあるということです。
入園者の総数は2002年に7000万人を突破、2015年に8000万人を突破していました。