富士山救助　静岡県も有料化検討　閉山中の富士登山で遭難相次ぎ

　静岡県の鈴木康友知事は22日、防災ヘリによる富士山での遭難救助について、有料化を検討し始めたことを明らかにしました。

「救助の有料化にかかる検討につきましては、私からも関係部局に検討の指示をしたところです」

　山梨県も救助の有料化を検討していて、早ければ9月の県議会に条例案を提出する可能性もあるということです。

　富士山では今年、閉山中にもかかわらず無謀な登山などによる遭難が相次いでいて、周辺自治体からは救助の公費負担について疑問の声が上がっています。

静岡県富士宮市　須藤秀忠市長（9日） 「遭難者負担にすべきじゃないか。要するに自己責任」

山梨県富士吉田市　堀内茂市長（13日） 「なぜ公費で救う必要があるんだと」

（「グッド！モーニング」2025年5月23日放送分より）