小学生の列に車…74歳運転5人搬送　ひき逃げ逮捕の中国人 日本免許取得は「外免切替」

　19日、福岡県で74歳の女性が運転する車が小学生の列に突っ込み児童ら5人が病院に搬送された。このうち2人が骨を折る重傷を負っている。

■逮捕の中国人　免許取得は「外免切替」

　事故が起きたのは福岡県筑紫野市。店舗の窓ガラスは飛び散り、その近くで軽自動車が横転して止まっている。

通報（午後3時すぎ） 「車が小学生の列に突っ込んだ」

　この事故で、小学4年生の男子児童4人と、運転していた74歳女性の合わせて5人が搬送された。男子児童1人が足を骨折、女性が肋骨（ろっこつ）を折る重傷とみられている。

　車は踏切を越えた後に事故を起こしたとみられ、女性は「左折しようとしたらぶつかった」という趣旨の話をしているという。警察は過失運転致傷の疑いも視野に捜査している。

　一方、埼玉県三郷市のひき逃げ事件で送検された、中国籍・トウ洪鵬容疑者（42）は、男子児童4人にけがをさせて逃走し、飲酒運転の発覚を免れようとした疑いが持たれている。

　トウ容疑者は外国の免許を日本の免許に切り替える「外免切替」を利用していたことが捜査関係者への取材で分かった。

（「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年5月20日放送分より）