ロシア　西側諸国の停戦案に応じずウクライナへの攻撃続行　1人死亡

　ウクライナでロシア軍によるドローン攻撃があり、1人が死亡しました。ウクライナや西側諸国が示した停戦案を無視した形です。

　ウクライナ当局などによりますと、12日、北東部のスムイ州でロシア軍によるドローン攻撃があり、1人が死亡しました。

　また、11日夜から12日朝にかけて広い範囲でドローン108機による攻撃が確認されたということです。

　ゼレンスキー大統領や西側の首脳らは10日、12日から30日間の即時停戦をロシアに求めていましたが、これを無視した形です。

　この攻撃を受けてドイツ政府の報道官は、ロシアが12日までに停戦に応じない場合、ヨーロッパ各国はロシアに対する追加制裁を準備すると述べました。

　アメリカのトランプ大統領も追加制裁を課す考えを示していて、ロシアが応じるのかが焦点になります。