ゴールデンウィーク明けも日経平均堅調か　先物上昇

　トランプ関税を巡って急落しましたが、回復基調を見せている日経平均株価。2日には、1年8カ月ぶりに7営業日連続で値上がりしました。

　ゴールデンウィーク明けは、3万7000円台を回復するのでしょうか？

根津アジアキャピタルリミテッド　河北博光氏 「海外市場は堅調に推移していることに加え、企業の決算発表を見ていても、この関税を理由に業績予想を発表しないという企業は意外に少なかったことや、自社株買いを積極的に実施していること、日銀は利上げの慎重姿勢ということで引き続き堅調な推移を予想しています」

　円相場は先月22日、およそ7カ月ぶりに1ドル＝139円台後半まで円高が進みましたが、現在は1ドル＝143円台後半まで売り戻されています。

河北氏 「企業決算は140円から140円割れを（想定している）段階で、（今後1ドル）145円台から150円に近づく形になってくると、（輸出関連企業を中心に）業績が上振れる余地が大きい」

（「グッド！モーニング」2025年5月6日放送分より）