東北道逆走事故から1週間　警察が注意呼びかけ

　栃木県那須塩原市の東北道で車が逆走し、3人が死亡した事故から1週間です。警察は東北道のパーキングエリアで逆走への注意を呼び掛けました。

　3日午前9時すぎ、宇都宮市の東北道上りの大谷パーキングエリアで逆走への注意を呼び掛ける啓発活動が行われました。

　警察官ら10人ほどが「無くそう、逆走」などと書かれたチラシおよそ200枚をドライバーに配布しました。

ドライバー 「夜とか『どっちに行くんだろう』と迷ったりすることがあるので、人ごとじゃないなと感じました」

　東北道では1週間前の先月26日、逆走した車が他の車と正面衝突して2人が死亡し、その影響による渋滞で追突事故が発生し、1人が死亡するなど合わせて3人が死亡する重大事故が起きました。

　警察は「インターチェンジや料金所、サービスエリアでの逆走が多く、標識を確認してほしい。逆走した場合には安全な場所で停車し、ハザードランプを点灯して110番通報してほしい」としています。