コンビニ店で消火剤を噴霧してフィギュア奪った疑いの男性を不起訴処分　千葉地検

　千葉県のコンビニ店で消火器を噴射し、景品のドラゴンボールのフィギュアを奪った疑いで逮捕された男性について、千葉地検は不起訴処分としました。

　千葉県船橋市の無職の42歳の男性は3月17日、市内のコンビニ店で従業員の男性に向けて消火器を噴射し、くじの景品のフィギュアを奪った疑いで逮捕されました。

　警察によりますと、奪われたのはドラゴンボールのキャラクター「ポルンガ」のフィギュアで、1枚790円のくじの最後の1枚を引いた人がもらえる「ラストワン賞」の景品だったということです。

　店内や付近の防犯カメラの捜査などから男性の関与が浮上しましたが、取り調べに対して「私はやっていませんし、知りません」と容疑を否認していました。

　この男性について、千葉地検は28日付で嫌疑不十分として不起訴処分としました。