任期満了に伴う諫早市長選は23日投開票が行われ、自民党と公明党が推薦した現職で無所属の大久保潔重氏(59)が諸派、新人で会社経営の犬尾公氏(51)との一騎打ちを制し、2回目の当選を果たしました。
諌早市長選は、自民党・公明党が推薦した無所属で現職の大久保潔重氏(59)が
諸派で新人の犬尾公氏(51)に4万3千票あまりの差をつけて、2度目の当選を果たしました。
【当】無・現 大久保潔重氏(59)4万8081票
諸・新 犬尾公氏(51)4963票
大久保氏は「わが郷土・諫早市の明るい展望が開けて来た。市民の皆様の負託に応えるべく『来てよし、住んでよし、育ててよし、あなたのまち・諌早』をさらに皆様方と一緒に推し進めて大いにこれから郷土を盛り上げていきたい」と2期目に向けた意気込みを語りました。
公務をしながらの選挙戦を振り返って、「かなりこれからの諫早市に期待される声を多く受けた。子育て支援についても4年間で成果が出て来たのでお礼の言葉もかなり市民の皆様から寄せていただいた」。
また、2期目にまず着手したい政策については「県央・諫早の地の利を生かして、多くの皆さんに集まっていただき、良質な雇用の場を作って、諫早に定住していただく。子育て世代の人たちが安全・安心で楽しくできるような、高齢者の皆さんは住み慣れた地域で安心して暮らせるようなまちづくりをしっかり取り組んでいきたい」と述べました。
当日有権者数は11万25人。
投票率は49.81%で、前回4年前の選挙(58.78%)を8.97ポイント下回り、2005年の合併以降、最低となりました。