高速バスのトランク内に20代の女性が13分間閉じ込められたまま約1.5キロ走行していたことが分かりました。
バスのトランクに閉じ込められていたのは、県外に住む20代の女性です。
長崎自動車によりますと、今月8日午後9時50分頃、高速バスは乗客53人を乗せて、長崎空港を出発。午後10時30分すぎ、長崎駅前交通広場で降りた女性がトランク内に入って奥の荷物を降ろしている際、別の男性客がトランクの扉を閉めたということです。
バスの男性運転手は、男性客の合図でトランク内を確認することなく出発。女性はトランクに閉じ込められたままバスは13分間、1.5キロ走行し、終着地点のココウォーク茂里町に到着。
運転手が車内の遺失物を点検する時に女性を発見したということです。
女性にけがはありませんでした。
長崎自動車は16日(日)、女性に直接お詫びに伺うとしていて、NCCの取材に対し、「再発防止に努め、マニュアルの再徹底を行っていきます」「運転士への指導はもちろん、新たな対応策を検討していきます」と話しました。