訪日外国人観光客の集客にも期待が懸かります。長崎市南山手町のグラバー園のそばに外資系ブランドの新たなホテルが開業しました。
森トラスト・伊達美和子社長:
「西洋の文化と東洋の文化が融合したという歴史的な立ち位置があるということで(長崎は)国内の中でも『稀有』な場所だと思います」
オープンしたのは、「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」です。築126年の3階建ての洋館「旧マリア園」を改修しました。かつての聖堂を生かしたレストランや長崎特有の「和華蘭文化」を取り入れた客室などで訪れる人をもてなします。
オープニングセレモニーには、ホテルを運営する東京の不動産開発大手「森トラスト」の伊達美和子社長らが出席し、テープカットの代わりに長崎をモチーフにした「傘」を開く特別な演出で開業を祝いました。
森トラスト・伊達美和子社長:
「新しい開発も続いているということで進化し続けている。(長崎は)全国の中での(観光地としての力)ポテンシャルいうのはあるというふうに思っています。また海外の方も日本らしさと日本の歴史を感じる場所として来ていただけると思っている」
客室は10タイプ計66室で、スタンダードタイプは1泊3万2300円から。(税・サービス料込み)。最上級の「カピタンガーデンテラススイート」は1泊15万5000円からです。レストランは宿泊客以外も利用できます。