年末年始の忘新年会シーズンに、飲食店での火災を防ごうと消防局による立ち入り検査が実施されています。佐世保市消防局の立ち入り検査は、市の中心地にある飲食店約20店舗が対象です。
初日9日は、住宅街に位置する佐世保市三浦町の飲食店を訪れました。消防局の職員は、厨房のコンロやダクトなどの清掃状況や、消火器や火災報知器といった消防用設備が適正に設置されているかなどを確認しました。
佐世保市消防局管内では2015年からの10年間で飲食店の火災が20件発生し、このうち15件はコンロやダクトなどの厨房設備が火元でした。
佐世保市消防局予防課・山根慶彰課長補佐:
「できる限り火の元を離れないということと、万が一、火が出た場合はむやみに水をかけることなく備えてある消火器を有効に利用して初期消火をお願いしたい」
ガーデンテラス花のれん古賀英昭総支配人:
「住宅街に近いところに(店が)あるので通常のメンテナンス、火元の管理も(しっかりと)やっていきたい」
立ち入り検査は13日(金)まで行われ、アーケード街など繁華街の飲食店でも実施されました。