イオン九州は、公共交通の便が悪い地域に住む高齢者にも買い物を楽しんでもらおうと、去年、東長崎エリアで始めた移動販売を長崎市の川平地区でも始めました。
イオン東長崎店は去年11月、東長崎エリアでスーパーへのアクセスが悪い地域や高齢者が多く住む地域を中心に、日用品や食料品の移動販売を始めました。
今回、長崎市社会福祉協議会が、山間部の谷間に位置する長崎市川平地区の全住民を対象にアンケート調査を行い、移動販売車のニーズが高いことを受けて、イオン東長崎店に運行を依頼し実現しました。
販売車には、約400種類の商品が並び、一つ購入するごとに税込み11円の出張手数料が掛かりますが、商品の値段は店舗価格と同じです。また車に積んでいない商品でも、注文すると、翌週持って来てもらえます。
付近住民:
「確かに便利ですよね。広まればね、値段もそう変わらないから」
イオン東長崎店・本田恵子店長:
「地元の方の熱心さというのが先々に影響するので、川平の方はそのあたり、きちんと準備もしていただいて、協力いただけたので、私たちも少し遠いけど、行こうかという話につながりました」
イオン東長崎店は現在、長崎市内7カ所と4つの老人ホームで移動販売を行っていて、26日からは、諫早市の多良見町でも始めます。