11月に柔道の総本山、東京・講道館で開かれる少年柔道大会の団体戦メンバーを決める県大会が開かれました。
全国各地の接骨院や整骨院が入会する公益社団法人「日本柔道整復師会」が主催する日整少年柔道大会。
県大会には、小学4年生から6年生まで130人がエントリーし、学年別で争いました。
11月の全国大会は5人の団体戦で行われ、4年生は、県大会の優勝者1人。5年生、6年生は、優勝、準優勝の2人ずつ、合わせて5人が県代表の団体戦メンバーとして出場します。
試合時間は3分。男女や階級は関係なく、組み合います。
4年生の決勝は、五島市同士の対決。
「福江武道館」の橋本兼玖と「岐宿町柔道部」の松本龍虎が対戦しました。
二人の身長差は20センチ、体重差は20キロ以上。
体格で上回る白・松本は、赤・橋本を持ち上げて抑え込むと・・・。
抑え込みで一本!県代表を勝ち取りました。
【優勝 岐宿町柔道部・松本龍虎選手(小4)】
「全国に行くぞという気持ちで挑みました」「全勝して優勝したいです」
【準優勝 福江武道館・橋本兼玖選手(小4)】
「足技出して背負いにいきたかったです」「強かったです」
双子の姉妹対戦となった5年生の決勝。
白・妹の内野葵は3月の大会の決勝で赤・姉の日向を破っています。
開始12秒。妹の葵が「足払い」で技ありを奪うと、そのまま抑え込みます。
去年、この大会の決勝で敗れ、悔し涙を流した内野葵が合わせ技1本で優勝しました。
【優勝 講志館・妹・内野葵選手(小5)】
「優勝するって気持ちでやりました」「二人とも一本取れるように頑張る」
【準優勝 講志館・姉・内野日向選手(小5)】
「技で一本を取りたいです」
6年生の決勝も五島市同士の対決。
4年生の部で優勝した松本龍虎の兄、岐宿町柔道部の松本琉生と福江武道館の荒木碧月が対戦しました。
共に指導を受け、試合時間残り1分。白・松本が抑え込み!
しかし、赤・荒木が起き上がり7秒で解かれます。
試合時間3分で決着がつかず判定へ。
白3本で松本が勝利。キャプテンとして日本一を狙います。
【優勝 岐宿町柔道部・松本琉生選手(小6)】
「めっちゃうれしいです」「気持ちで勝てたので良かったです」
「全勝して全国制覇に向けて頑張りたいと思います」
【準優勝 福江武道館・荒木碧月選手(小6)】
「正直言って今年のメンバーは優勝出来るようなチームだと思うので、優勝目指して頑張りたいです」
県代表メンバーの5人は 11月17日(日)に、東京・講道館で開かれる日整全国少年柔道大会に出場します。