15日夜、長崎市では火事やぼやが相次ぎました。お盆で使用したろうそくや線香が原因とみられます。
15日午後6時半ごろ長崎市鳴見町で87歳の女性が一人で住む木造2階建て住宅1棟が全焼しました。警察によりますと女性は「ベランダに盆提灯をぶら下げていて、その火が燃え移った」と話しているということです。出火当時、女性は家にいましたが、火事に気付いて、逃げ出し無事でした。
また、長崎市金堀町では15日午後8時ごろ、2階建て住宅のベランダと外壁を焼くぼやがありました。警察によりますと、この家には家族3人が暮らしていて、死んだペットの小鳥を供養するためにベランダで線香をたいて外出したところ、ベランダや外壁に燃え移ったということです。けが人はいませんでした。