平戸市のたびら昆虫自然園で「夜の観察会」が開かれました。
観察会は夏休み中の子どもたちに昆虫の夜の生態を見てもらおうと毎年開かれています。予約制で、この日は市の内外から36人の親子が参加しました。
午後7時過ぎ、暗くなった園内を行くと…。最初に見つけたのは体に節がある「ナナフシ」。園の敷地は4ヘクタールほどで、約3000種類の昆虫が生息しています。セミの羽化も始まっていました。そばでは羽化したばかりのアブラゼミがまだ柔らかい白い羽を休めていました。
園内には池もあり、水生昆虫やカエルなども見ることができます。見つけたのは、子どもたちに大人気のカブト虫!カブト虫やクワガタは夜行性で樹液を求めて活動します。この日は、例年の倍の130匹を見つけることが出来ました。
参加者:「楽しかった!」
(Q.どんなところが?)
「クワガタとかいて、触ったから!クワガタのバトルとか、カブト虫とか戦ってるとか楽しかったです!」
「たびら昆虫自然園」では夏休みを利用した「昼の観察会」も開いています。