長崎県内の高校生に金融や経済に関する知識、いわゆる「金融リテラシー」を学んでもらおうと、長崎市で出前授業が開かれました。
損保ジャパン長崎支店・山内亮支店長:
「お金の計画を含めた生活設計・ライフプラン、今からしっかり考えていく必要があるということです」
県民一人ひとりが経済的に自立し、より良い暮らしが出来ることを目指し、去年7月に発足した「ALL長崎金融リテラシー向上プロジェクト」。県内の金融機関や証券会社など65団体から派遣された講師が県内の高校で出前授業を行う取り組みです。
この日は、損保ジャパン長崎支店の山内亮支店長が、瓊浦高校の2年生約220人を前に「人生100年時代」に向けて「積み立てNISA」や「iDeCo」などの投資信託を活用するなど、お金を増やして備える知識を説明しました。
2年生・根本舜生さん(16):
「お金の経済での回り方などを知ることが出来てとてもいい機会になったと思います」
2年生・酒井陽多さん(17):
「積み立てNISAなど知らなかったので、活用して今後生活できればと思います」
損保ジャパン長崎支店・山内亮支店長:
「ぜひですね、今日の授業が何か1つのきっかけになって、お金と向き合う何かのヒントを見つけてもらえたらとその気持ちで授業をしました」
プロジェクトの推進協議会は年度内に県内の公立と私立、定時制など合わせて74校で出前授業を開く予定です。