17日に梅雨入りした県内、18日朝まで降った雨が影響したとみられます。西海市でコンクリート塀などが広範囲にわたって崩落しました。
中嶋航大記者:
「西海市大島町に来ています。こちら駐車場なのですが、塀とコンクリートブロックが市道に流れ込んでいる状況です。また地中の土もむき出しになっている状況が確認できます」
18日午前7時半過ぎ、西海市大島町の会社の駐車場で「ブロック塀が崩れている」と110番通報がありました。駐車場わきのコンクリート塀とフェンスが高さ約3メートル、幅約20メートルにわたって崩れました。けが人はいませんでした。
土地の関係者:
「雨はやんでいたので(昨夜は)けっこう降ってたけどまさかこんなに…」
県内では梅雨入りが発表された17日から18日朝にかけて島原で86ミリ、佐世保で57ミリ西海で33ミリの雨が降っていて崩落は雨が影響したとみられます。
一方、18日の県内は朝から晴れ間が広がり、島原では最高気温が30.4℃、佐世保は30.1度と真夏日に。長崎市で29.7℃、南島原市の口之津で29.6度など島原と佐世保を除くほかの観測地点はすべて25℃以上の夏日となりました。