長崎市は、ガソリンスタンドの釣銭8000円を盗んだ職員など3人の懲戒処分を発表しました。
長崎市文化観光部付で長崎国際観光コンベンション協会に派遣されている課長級の50歳の男性職員は、去年11月、私的に訪れた武雄市の物産祭りから自家用車で自宅に帰る途中、武雄市内のセルフのガソリンスタンドで、給油機に残っていた釣銭8000円を盗みました。
今年2月に武雄警察署の事情聴取を受けて窃盗を認め、ガソリンスタンドの店長に謝罪。その後、窃盗容疑で書類送検され、佐賀地検は不起訴処分としました。職員は盗んだ8000円を返金し、「魔がさした」「あまりにも安易な行為だった」と話しているということです。市は4日付で停職4カ月の処分にしました。
このほか、香焼公民館の飲料の自動販売機の設置を継続する手続きを怠り、それを隠すため、公文書を偽造した南総合事務所地域福祉課の52歳の男性主事を停職7日。
去年12月、公務で公用車を駐車場に止める際、運転操作を誤り、誘導していた職員をひき、首や胸の骨を折るなどのけがをさせるなどした選挙管理委員会事務局の41歳の男性主事を、2カ月間、減給10分の1の処分にしました。