県内の女子中学生に対する不同意性交や児童買春などの罪に問われた元大村市職員の男に長崎地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
判決などによりますと元大村市産業振興部観光振興課職員で32歳の田上昂輝被告は、去年9月5日から10月18日までの間、SNSを通じて知り合った県内の女子中学生2人に6000円から1万円を渡し、県内のホテルで合わせて3回性行為に及びました。
判決で太田寅彦裁判長は「未成熟な被害女性らの思慮浅薄さに乗じて自己の性的欲求の対象とし弄んだ。常習性も顕著で、女子中学生の今後の成長への悪影響も懸念される。過去にも小中学生に対する性犯罪を犯していてその性癖には根深いものがある」などとして懲役5年の実刑を言い渡しました。
大村市は2月29日付で懲戒免職処分としています。