「人脈活用し古里の声を届ける」五島市長選に元国会議員秘書・出口太氏（４９）が出馬表明　表明は２人目　現職は不出馬

任期満了に伴う９月の五島市長選挙に元国会議員秘書の出口太（いでぐち・ふとし）さん（４９）が出馬を表明しました。

出口太さんは、五島市出身の４９歳。東京大学を卒業後、人事院や内閣官房、全国紙の新聞社で働き、２０１６年８月から先月までの７年半、自民党の青山繁晴参院議員（７１）の政策担当秘書を務めました。
農業や畜産業、水産業の振興や、子育て世代への支援、姉妹都市交流を進め、観光業の発展に力を入れたいとしています。

出口太さん（４９）：
「国や県との人脈を全て活用し、古里の声を県と国に届けていく。笑顔であふれるにぎやかな街にするため市民の皆様の先頭に立って五島を守り抜く」

五島市長選をめぐっては、現職の野口市太郎氏（６８）が、４日の市議会で不出馬を表明し、翌５日に五島市議の荒尾正登氏（６２）が出馬を表明しています。
五島市の有権者数は１日現在で２万９９１５人。市長選は８月２５日告示、９月１日投開票です。