長崎JRAT=「長崎災害リハビリテーション支援協会」は、3日から能登半島地震の被災地に4人のスタッフを派遣します。
第一陣の理学療法士3人と作業療法士1人が活動予定内容を2日、県に報告しました。
長崎リハビリテーション病院・中島龍星理学療法士(47):
「生活不活発病、いわゆる寝たきりとかに陥りやすいので(避難所の)環境の評価や調整、地元の保健師やケアマネージャーにつなぐ役割を果たしていきたい」
4人は3日から7日までの5日間、金沢市や穴水町の避難所で、主に高齢者や障害者を対象に、心身の機能が低下して動けなくなることの予防や避難所の環境調整を行います。そのあとも第4陣までの派遣が決まっています。
中島龍星理学療法士(47):
「地元の自立を考えて私たちができることは何かということを考えながら行動したい。継続性を持たせる活動にしたい」
新田惇一福祉保健部長は、「全国から派遣されるスタッフと力を合わせ、避難者のために尽力してほしい」と激励しました。