ハウステンボス沖で海中転落事故か…８０歳の船長死亡　｢助けてくれ｣の声も

ハウステンボス沖の海中で男性が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認されました。

佐世保海上保安部によると２９日午後９時２０分ごろ、ハウステンボスの警備員から「約２００メートル先の沖合に小型ボートがあり、助けてくれと声がした」と１１８番通報がありました。

海保が捜索にあたり、午後１１時ごろ、ハウステンボス沖約２００メートルに浮かぶ小型船「松栄丸」（０．３ｔ）の船尾付近の海域で、船長の松﨑敏明さん（８０）が心肺停止状態で見つかりました。松﨑さんは、佐世保市内の病院に救急搬送されましたが、死亡が確認されました。佐世保海保は松﨑さんが何らかの原因で海に転落したとみて調べています。