成人年齢は18歳ですが、「やっぱり成人式って言いたい」という若者も少なくないようです。
ヨーロッパの街並みに続々と集まる晴れ着姿の若者たち。2022年からハウステンボスを会場に開かれている佐世保市の成人式です。
成人年齢の引き下げで式典の名称を変更する自治体が多い中、参加者のおよそ7割から名称継続を希望する意見があったことから、今年も名称は「成人式典」を継続。対象者2327人のうち1920人が参加しました。
式典は和太鼓集団「ハウステンボス天鼓」のにぎやかな祝賀ステージで幕を開けました。宮島市長は「思いやりと感謝の心を忘れず新しい時代を切り開いてください」と激励しました。
二十歳の決意・山口花さん:
「これからは成人としての責任を果たし、育ててくれた方々への感謝を忘れず一歩ずつ前進します」
会場では、旧友との久しぶりの再会を喜ぶ姿が見られました。
専門学生:「いっぱい写真撮りました」
(Q.二十歳の目標は?)「目標というか…一発芸やっていいですか?わーい、わーい、ワイパー。ありがとうございます」
今年度、県内で二十歳を迎えるのは1万2178人で、統計を取り始めた1980年以降、最も少なくなっています。(2023年11月1日時点)