博多に次ぐ九州2番目の規模の駅ビルが長崎に誕生します。JR九州が今年秋に開業する新しい長崎駅ビルの概要を発表しました。
JR九州・古宮洋二社長:「いわゆる現在のアミュプラザ長崎を『アミュプラザ長崎本館』とこれからは呼びたい。新しくできたアミュプラザを『アミュプラザ長崎新館』と呼ぶ。新館・本館・かもめ市場、3館合計4万7900㎡と、博多駅に次ぐ2番目、熊本より大きい営業面積になる」
JR九州が整備を進める新長崎駅ビルについて古宮洋二社長は、アミュプラザ長崎「新館」「本館」「長崎街道かもめ市場」を合わせた出店規模はファッションやグルメなど246店舗と発表しました。
新館の商業ゾーンは1階から4階と5階の1部にファッションや雑貨、飲食など86店舗が入ります。大型店舗としては家電の「エディオン」やアミューズメント施設「ナムコ」のほかファッションブランド「ユニクロ」や「GU」で、39店舗は長崎初出店、3店舗は九州初出店です。長崎初出店は「シップス」や「セオリー」、「サボン」など39店舗、「フォーエバー21」やスーツスクエアなど3店舗が九州初出店です。
開業に合わせ約1500人のオープニングスタッフを募集し、7月30日から4回に分け、長崎市の出島メッセ長崎で合同求人説明会を開催します。
JR九州・古宮洋二社長:「人口減少が長崎県、非常に問題になっているが、働き口がないと人口が流出していく要素になる。新しく雇用ができることは地元へ貢献になるのではないかと」
また、アミュプラザ長崎新館と同じビルの5階・6階部分は1フロア1150坪を有する長崎最大規模のオフィスゾーン。7階から13階は、207室の客室の約7割に長崎港を望むバルコニーが付いた世界ブランド「マリオットホテル」が入ります。
アミュプラザ長崎新館は今年秋の開業を予定しています。