暖かな小春日和が続いていますが、街中では木々が色づき、紅葉が見頃となっています。長崎市の名所に還暦記者と紅葉狩りに行ってきました。
大嶋真由子アナウンサー:
「今年確か紅葉が遅れているという話でしたがどんな感じなのか楽しみですね、行ってみましょう」
1696年開山の日蓮宗「七面山妙光寺」。春はサクラ、秋はモミジの紅葉の名所として知られています。
大嶋アナ:
「長崎の街中にすごく近いのにこんな所があるなんて。すぐ下は新大工ですごくにぎやかなのに」
長崎市鳴滝の坂を上ること、車でおよそ5分。あたりは鳥のさえずりのみが響き渡る静かな空間が広がっていました。
還暦記者・松尾高志記者:
「百八段、一段上るごろに煩悩が消滅すると」
大嶋アナ:
「それは登らなきゃでしょうね、煩悩だらけですもん」
敷地内の長坂の百八段の階段は一段上るごとに煩悩が消えると言われています。
大嶋アナ:
「けっこう足腰に来ますよ、これは。でも気持ちがいい」
本堂から奥宮に続く階段を上った先には見事に色づいたモミジ。
大嶋アナ:「これは見事ですね。これは登ってきてよかった」
赤く色づいたモミジと黄色のイチョウのコントラスト。遠くには長崎の街並みも見え、初冬の散歩にはピッタリの場所でした。
七面山明光寺・蘭賢隆住職:
「昨年が12月の初旬くらいまで(紅葉が)ずれ込んでしまったが、今年はそれよりは早く色づくかなと。早ければ今週末、来週中ごろあたりには見頃になるかなと」
長崎の奥座敷、皆さんも街中の喧騒を離れ、深まりゆく冬の景色を楽しんでみてはいかがですか?