歯科衛生士の卵が新たな一歩です。長崎歯科衛生士専門学校で戴帽式が行われました。
基礎課程を終えた2年生54人ひとりひとりに渋谷昌史校長からナースキャップが授与されました。
戴帽式は、これから始まる1年間の臨床実習を前に、歯科衛生士の自覚を持ち、厳粛な気持ちで患者に接するための儀式として創立以来続く伝統行事です。
ナイチンゲールがクリミア戦争で傷ついた人々を夜見回る際に使ったろうそくの火。「患者さんの希望の光となるように」と思いを込めてキャンドルに火を灯しました。
歯科衛生士の誓い・井原采音さん:
「患者さんの立場を理解し、常に誠実に思いやりの心を持って接します」
「優しくて周りに気配りのできる歯科衛生士になりたいと思っています。頑張ります!」
54人は27日(月)から市内の歯科診療所などで患者の口腔衛生の指導、歯科診療の補助などにあたり、再来年の国家試験に臨みます。