66回目の「みかわち陶器市」が佐世保市で開かれています。
会場の三川内焼伝統産業会館前広場には、21の窯元と商社のテントが並び、約1万点の陶磁器が販売されています。
400年以上の歴史を持つ三川内焼は、白磁に青い呉須で描いた繊細な「唐子絵」や「山水画」などで知られています。最近は「土もの」と呼ばれる陶器や、カラフルな色使いの新作も多く、人気です。
茶碗や皿などが市価の2割から5割ほど安く売られています。
長崎市から:
「繊細な絵が描いてあるこれくらいの器を探しに来た」
佐世保市から:
「絵柄がかわいい小鉢とかつまみとかを置くようなのを見たいなと思って寄ってみた」
三川内陶器市実行委員会・横石次郎委員長(臥牛窯):
「紅葉も進んできている中でやっているのでお散歩がてら気軽にお出かけいただければ」
このほか皿山地区の窯元巡りや絵付け体験なども楽しめます。陶器市は13日(月)までで、約2万人の人出が見込まれています。