「まちなかスクール」。今回は、佐世保市にある佐世保実業高校で、上野さんが青春を謳歌してきました。スタジオで胸につけたバッジにも注目です。
佐世保実業高校(佐世保市母ヶ浦町)にやってきました。「SAJITSU(サジツ)」として知られています。
情報デザイン学科の木村さん(1年)と同じく田中さん(3年)のお二人に出迎えていただきました。二人は、生徒会広報部でSNSの運用を担当しています。TikTokの動画などを投稿し、学校を紹介しています。
来年、創立60周年を迎える佐世保実業は、全校生徒数371人。来年度から、情報デザイン学科が総合ビジネス学科に変わるなど学科が新しくなります。
授業に潜入。台湾出身のALTツァイ先生が受け持つ、英語の授業です。授業が楽しいと評判です。
つなぎに着替えた上野さん。
続いて潜入したのが、「自動車整備工場」。自動車塗装の実習中でした。
元の色をはがしたバンパーを使って、塗装を体験します。生徒たちはきれいに塗っていきます。
自動車整備士を目指す生徒に交じって、上野さんも体験させていただきました。
色がまだらに。なかなか難しい仕事です。
整った設備で技術を磨くことができるんですね。
自動車工学科がつくったEVカートです。
試乗させてもらいました。
時速80キロを出す性能があるそうですが、試乗用にスピードを抑える設定をしてもらっていました。
それでも地面に近いので、上野さんは実際のスピードより、速く感じたようです。
車の仕組みを学び、カートの組み立てや整備で、技術のレベルを上げています。
この日は1年生が、電気で走る車について授業を受けていました。佐世保実業では 、長崎三菱自動車販売と連携した授業をしています。
ほんものの車体を使って、最新の自動車の知識を学んでいました。
実習をした生徒たちと一緒に 「上野敏子のまちなかスクール!ウェ~イ」
お昼休みです。エネルギーの補給は大事ということで、食堂におじゃま。
食堂メニューのほかにお母さんの手作りお弁当も。
「ラーメンとカレー」という、高校生ならではの組み合わせも。
佐実のよさを聞いてみると
「青春出来るところ。家族ができます。友達じゃなくて、『家族』」
「佐実あるある」について聞いてみると「道路のあいさつ」という答えが⁈
校舎への道路。生徒が登校しています。すると生徒らが、車に向かって頭を下げてくれます。これが「佐実あるある」の「道路のあいさつ」です。
門をくぐるときも、校舎に向かって会釈しています。いつの頃からか続く、伝統なんだそうです。
人気のサークルは、eスポーツ部。実践を重ねて、将来は世界大会に行く選手が出るかもしれません。 ユニークな活動もあります。ビジネスに直結した「探究舎」という活動だそうです。 授業でも、パソコン技術を磨いて即戦力をつけます。 デジタルデータをもとに樹脂を一層ずつ積み上げて、造形物をつくることができる3Dプリンターの授業もあります。 生徒が作った作品をいくつか見せてもらいました。 こんなものも作っていただきました。 下から層を積みあげて、かたちが出来てきました。 トコトンハッピーの立体バッジです。 木村さんと田中さんが、色をつけてくれました。 サッカー部です。選手権大会を間近に控えた大事な練習におじゃましました。 3人のキャプテンがトコハピバッジをつけてくれました。 指導するのは、Vファーレン長崎やツエーゲン金沢でプレーした井筒和之監督です。 就任して10年、ことしは楽しみなチームだそうです。 そして生徒会広報部は、上野さんと一緒にTiKTokを撮りました。 放送日の朝時点で再生回数2万7千回超でした。 上野さんにとって、TiKTokデビュー。SAJITSUで青春を満喫しました。